2013年10月9日水曜日

10月の講評会

いつもニコニコのらくらく写真教室ですv( ' - ' *)!!

和歌山県でも台風24号の影響で時折に風が強まったりしましたが、ようやく落ち着いてきたようですね。和歌山県は雨風の被害を受けやすいところですので、何も被害のないようにと、いつもそう願っております。

さて、先月に兵庫県にて撮影された作品の講評会を10月の初旬におこないました。

撮影されたお写真の内容は、神戸異人館で古さを感じさせる建物や調度品の撮影。明石海峡大橋では橋の造形を撮るレッスン。そして花鳥園では鳥や花の自由撮影となります。

それでは、受講生が撮影されたお写真を掲載しますので、どうぞご覧下さいませ。


寺地 清
花鳥園で撮影された、仲むずましい「クロエリセイタカシギ」の写真。脚の長さが特徴ですので、スラリと伸びた二羽の脚を「縦フレーミング」で丁寧に撮影しています◎これだけでも、とても素晴らしい姿で撮影できていると思いますが、全体的にゆとりが少しだけ足りないので、フレーミング全体にもう少し余裕を持たせるとさらにベストでしょう。


福島淳二
明石海峡大橋の一部分を望遠レンズで撮影した造形作品。撮影会の当日は天候が良く、青い空のキャンバスが一際橋を美しく感じます。無数のワイヤーと欄干がシルエット、あるいは空色の反射によって立体的に写し出されています。吊り橋独特の存在感が力強い作品です。写真でなければ伝えられない「本物の良さ」が光ります!!


馬場 利之
神戸異人館「うろこの家」の外壁を撮影したものです。これそのものが、うろこを無数にはりつけたような不思議な形をしている面白い建物ですが、その特徴的な部分をメインにとらえながらも、なおかつ手前の植物(赤紫の部分)を添えることで奥行きがうまれました。どんどん上達しているので、写真の大切なものを忘れないように、このまま丁寧に撮影をすることが大事です。


境 聖子
新しい受講生の境さんの作品。本格的にお写真を学びたい一心で、カメラの知識と写真というものをどんなふうに作品としたいかを、今、一生懸命勉強されています。
作品づくりとしての「お写真」を始めるにあたり、まずは面白い被写体を見つけることがスタートです。今回の作品は「ホオジロカンムリヅル」の横姿。折れ曲がった首と放射状のカンムリが栄えています。池の中で、一羽だけ立ち尽くしている姿が他にはない印象で良いと思いました。写真では少し切れている、足下がもう少し写るか、あえて上半身だけを撮ると、見せたいポイントが定まってさらに良くなると思います。


気がつけば、だんだんと秋に入りまして今年も残り3ヶ月となってきました。
実のところ、受講生も頑張っているので良作が揃ってきましたが、来年の「RPC写真展」に向けてボチボチスパートとなります。

そして次回の撮影会は島根県で撮影旅行!!

みんなで楽しく撮って、楽しく食べますo(*^▽^*)o♪