2014年8月26日火曜日

海の博物館で撮影会!!

前回のつづきです。

午前中に鳥羽水族館の撮影を楽しんだ『らくらく写真教室』のメンバーは、水族館からほど近い『海の博物館』へやってきました。真夏ということもありますので、こちらでも屋内を中心とした撮影会になります。


建物はすごく独特のデザイン。自然石が敷き詰められたエントランスだけでも造形写真を撮影するのに面白そう。


カフェもありますので休憩も大丈夫。価格もお手頃。


さっそく入館すると、写真を撮影する前にシアターで海女さんの動画を進められました。せっかくですのでみんなで見学。

海の博物館には、海女に因んだ道具や船、そして歴史についての展示物がたくさんありました。小さな物まで含めると多くの点数があるので、撮影のための被写体探しにはちょっと戸惑うことも。

内部からみると建物の内側は圧巻!!


でも、その中からよく探せば不思議なものがいっぱい見つかります。広く全体を見せようとするとまとまりが悪くなりますが、被写体の一部分をクローズアップさせるなどして、的を絞った撮影をしてみると撮りやすいと思いました。


海女さんが使用している水中眼鏡。眼鏡の内側によもぎなどを擦り付けて曇り止めにするなど昔ながらの知恵があるようです。現代は歯磨き粉ですね。


いつも指導と記録係の先生ですが、たまには写ってみたいと思いますw

被写体は双眼鏡。


この日は見事な夏らしい青空でした。

敷地内には緑もあって美しいところです。体験教室のようなイベントもあるみたいですよ。


指導をしながら見回りしていると木陰で撮影をしている生徒さんを発見。さて、何を撮影しているんでしょうか?

カメラを向けている先を見てみると...


そこにはガラスでできた球体状のオブジェがあり、表面に反射する景色などを撮っているみたいでした。


ここは絵になる場所だったのあって複数の生徒さんが撮影していました。
見方やアングル次第で面白そうな作品になりそうですね(・ワ・)g☆


撮影を終えたあとはみんなで一涼み。
水分を失った身体にかき氷で水分補給(笑)


そういえば牡蠣の名産地ともあってか、道中には牡蠣料理のお店をたくさん見かけました。次回に訪れるときは牡蠣料理を楽しむのもいいかもしれませんね。

今回は自然に恵まれた鳥羽の景色と水族館の撮影会でしたが、夏の海と日差しに触れながらの楽しい撮影会は良き作品づくりになったと思います☆


2014年8月22日金曜日

アクアリウムの撮影会!!


いつもニコニコのらくらく写真教室です( ' ω ' )/☆

8月の撮影会は夏休み特別企画としまして(笑)

少し遠方だったのですが三重県の『鳥羽水族館』にてアクアリウムの写真撮影会をいたしました。いつもの貸切バスで早朝からの出発となりましたが、道路も空いていたせいか和歌山から三重県までは意外にもあっという間に到着。

道中はゆったり&とても快適な旅でした。


早速入館しまして『コーラルリーフ・ダイビング』があるDコーナーの水槽にレンズを向けると涼しげな青が目に留まります!!

鳥羽水族館は、水槽がいっぱいあるのと館内はどこも混雑しているので賑やかなのが印象的でした。


どこもかしこもすごく綺麗(^ ^)♪
魚が泳いでいる姿はとても神秘的な美しさです!!



鯛をスローシャッターで流し撮り。
すばしっこくて難しい。でも、だからこそ面白いのですw

ちなみに真夏の撮影会は熱中症の心配がありますのでロケ地選びに困るのですが、涼しく快適に撮影できる水族館は一石二鳥ですね。


バスの中でカメラ設定や撮影のコツを復習しておいたもあってか、らくらく写真教室のメンバーは、自分好みの被写体を探し求めて足早に撮影していました。


バイカルアザラシも笑顔でお出迎え☆
可愛過ぎますw

鳥羽水族館は海洋生物が1,200種と盛りだくさん。3時間程度の撮影時間を設定したのですが、写真撮影していると全然足りないくらいでした(^^;)すごい!!

もしかしたら、一日中撮影できるかもしれません。



ちなみに。
先生的には海洋生物以外にも、時間があればこんなアーティスティックな作品もいっぱい撮れるように思いました。

そして午前中の撮影を楽しんだあとはお昼休み。
みんなで名物の『手こね寿司』を食べました。


面白そうな水槽や撮影方法を情報交換しながらの昼食☆
写真を通じて夏の楽しい思い出づくりができたように思います。

次回の記事はアクアリウム撮影のあとに、もう一カ所のロケ地も訪れたので記事に書いてみようと思います。


2014年8月15日金曜日

8月の講評会

いつもニコニコのらくらく写真教室です(o・ω・o)g
先日の台風も過ぎ去り、夏真っ盛りとなってきました。

今回の講評は7月に滋賀県の湖北にて撮影された生徒さんの作品を見てみたいと思います!!


教室の講評会では面白い構図で撮影された風景写真などもありましたが、アクセントの効いたこちらの写真をピックアップしました。
物静かな黄色い百合の花と、さりげなく見えるピンクの花びらが素敵です。撮影会では背景をシンプルになるように練習することが焦点となっておりましたが、その辺りも低めのアングルで美しく処理しています。
集中力を保ちながら熱心に被写体を探していた姿もGOODでした。


こちらは夏の風物詩である風鈴のお写真。
光沢のある、まあるい表面に人物の姿や景色が反射されて映り込んでいることで見る人に辺りを想像させる面白さがあると思います。
写真は写した物が現実として残りますが、それゆえに今にも風鈴の音が鳴りそうで風が吹いている現場の状況が見えてきそうですね。
画面の左側がやや窮屈ですが、揺れている風鈴の躍動感と赤と青でまとめた配色には作者の個性が現れている良い作品だと思います。



写真教室に入校されてから1年を過ぎ、今もコツコツと練習をされています。
このところは巧に写された写真が随分と増えてきました。百合の花と望遠レンズのボケによる光臨のゆらめきが季節や時間の流れを物語っている気がします。
こういった繊細な表現に磨きをかけることで作品には命が宿りますね。
あと、この作品に関しては、カラーではなくモノクロの写真表現を選択したことで、より感慨深い作品に仕上がっている点も高く評価できます。



らくらくの撮影会では風景や造形にスナップまで、いろんなところへ出掛けています。
写真を始めてからキャリアはまだ浅いのですが、講評をしていると構図に秀でたものをたくさん見かけるようになってきました。
風景写真作品はとくに被写体に頼る割合が高く、誰が撮っても同じようになってしまい、ほとんどが絵はがき写真になってしまうのですが、この作品は風景写真ながらも、ここに行ってみたいと思わせる夢を感じさせます。
きっと僅かな構図の変化によって無駄なものを写さない努力を施した結果でしょうね。


さて、今回も面白い写真から美しい写真まで様々でしたが、次回は水族館等で屋内を中心に撮影会をいたします。

はたして、どんな被写体を撮れるのか今から楽しみですね!!


2014年8月11日月曜日

残したい和歌山の風景に掲載!!


ニュース和歌山の誌面にて話題になっている「残したい和歌山の風景50」にらくらく教室の浪床和義が撮影した写真作品が掲載されています。

引用『ニュース和歌山』2014年8月9日号

ニュース和歌山 http://www.nwn.jp

掲載された記事 http://www.nwn.jp/framec/20140809/1a/1.html

2014年8月7日木曜日

8月の教室


いつもニコニコの「らくらく写真教室」ですo(*⌒―⌒*)o♪

つい先日に8月最初の授業を行いました。

先月に滋賀県の撮影会で撮ったものを講評したのですが、創意工夫しながら撮影された作品がありまして、評価をしていて楽しい一日でした。

写真の講師をしていて思うのですが、実は意外にも写真作品を撮るためにはさほど難しい技術は必要とせず、カメラの操作や写真の理屈は教室で勉強すれば、いずれ必ずできるようになりますから心配はいりません。

そのかわり、写真を撮る人が他にはないような被写体を見つけ出して、独自の目で表現することが非常に大事だと感じます。つまり、撮る人の個性であるアイデアを重要視します。

写真を含めた世界の様々なアート作品を見て来て思うのは、優れた作品を見たときに、撮った作者が作品にいくらか見えることは凄く大事な印象を持っております。

そういう意味では、たとえ安価なカメラやスマホで撮影しても(撮影に必要な技術は日進月歩で進化するカメラがサポートしてくれます)良い作品は紛れもなく良いと断言できます。

極論でいえば、小さな子供が書いたクレヨンの絵は描く技術が足りなくても、人が見て温もりを感じるような、描きたいものを表現しようとしている大切なものが見え隠れしています。
例え写真と見紛うくらい、あるいはそれ以上に綺麗なコンピューターグラフィックスの画像があっても、それではどこか機械的で心から感動することはできないと思います。

そういったものが年々増える中で、表面上で綺麗に見える写真と本当の意味で美しい写真には大きな隔たりがあることを学ぶのは、きっとどんな芸術をしていても極めて重要でしょう。

大事なものを見失わないように生徒さん一人一人に合わせた個性に磨きをかけるのが先生の仕事です。

そうはいいましても(笑)

もちろん難しいことではなくて、カメラ片手に仲間と写真を楽しむのがらくらく流です(・ω・)b☆


授業が終わってから教室の隣にあるカフェで一休み。

ここは和歌山市を一望できるのですが、景色は来るたびに変化しています。

天気の良い日、悪い日。

その日の表情を記録に残せることも写真の楽しみですね。


狙いを見つけて、ただシャッターを押すだけ(スマホで撮影)。

これだけでも、ガラスの向こう側にある反転した和歌山市の景色を楽しめます。景色が直接見えないのがポイントですね♫

次回は講評した中からいくつかの写真を載せてみたいと思います。

お楽しみに♪