いつもニコニコのらくらく写真教室です。
今年ももう9月に入りましたね(・ω・)
夜は少し過ごしやすくなり、ゆっくりと秋が訪れそうです。
そして先月、夏の思い出として「特別講義」を開催しました。
いつもなら撮影会であるはずの第3火曜日にどうして座学の講義なのかと申し上げますと、やはり暑いからと言うことに尽きます(笑)
今年の夏も連日の猛暑。とても屋外で撮影会をできる状態ではありません。
(*'_') 日差しはジリジリ...
ということで屋内での勉強となりました(そういえば大学生の頃にも夏の特別講義がありました。尊敬する奈良原一高 先生の講義は楽しかったなぁ...)。
新しい生徒さんが入られたこともあり、前半はカメラの基礎的な使い方をビジュアルを利用しながら説明させていただきました。
今時のデジタルカメラはたくさんの機能が搭載されておりますので、写真表現の幅はとても広がっています。色やコントラストなど、予めセッティングされたモードを用いると手軽にアーティスティックな作品に仕上げることが可能となっています。
もちろん、自由な作品制作を指導する立場としましては、それらをどんどん利用して楽しんでよいと思います。
ただ、「オリジナリティを伴った私だけの作品」としてきちんと作品に向き合う場合には、絞り優先やシャッター速度優先といった昔からある「ごく当たり前」の操作を使って写真と向きあうことが大切だと思います。
今も昔も写真ならではの「視点」を伝える大切さは変わりません。
そうこうしながら、後半は簡単なセットを組んで撮影会をしてみました。オブジェのボディに先生の作品を投影したものをみんなでわいわい撮影しますw
意外にもこれが面白かったみたいで、生徒さんは最後の最後まで撮影を続けておりました。
ISO感度を上手に設定し(時間の関係で三脚は使いませんでした)、手ブレをしない範囲でズームなども使いながら好みのアングルで写真を撮る。
この単純なことが、自分のカメラの使い方を学んだり(わからないことは先生がいつでも教えます)被写体の造形や光の変化を知るきっかけとなるはずです。
いわば、楽しみながら想像力を養う授業となります。
いつもの屋外撮影は一期一会の出会いがあって面白いものですが、たまにはじっくりと一つのものを撮影する授業も楽しいのではないかと思った一日でした(*'へ'*)