2013年12月30日月曜日

らくらく忘年会2013!!

いつもニコニコのらくらく写真教室です(・ー・)b☆

しばらく前にらくらく写真教室の忘年会を開催いたしました。
年の瀬も迫り、和歌山もどんどん寒くなる12月の中頃でしたが、たくさんの参加者とわいわい楽しみながらのお食事会となりました。

振り返れば、本年も新しい仲間が加わり、それぞれが自分の求める「良い写真」というものを探求しながら、いろんなものに眼を向けてきた一年だったと思います。

とくに新しい生徒さんは先生や仲間が撮る写真をしっかり見て勉強したり、それを自分の表現したいものに取り込みながら、「これだ」という作品に繋げていくことは大変なことだったと思いますが、作品の進歩を見ると本当によく頑張ってきたと褒めてあげたいです。

さて、忘年会では飲んで食べて(笑)一年の頑張りをねぎらうように発散しました。
二次会ではカラオケ大会、三次会はしっとりとした場所で人生を語らうのでした。先生もとても楽しい時間を過ごせて嬉しかったです。

そして、本年も明日が大晦日。
長い用で短い一年でしたが、みんな仲間とコミュニケーションを楽しみながら一生懸命に写真のお勉強ができたという思い出をたくさん作れたことが、先生としてとても嬉しく思います。

来年も仲良く元気いっぱいの楽しい写真教室を目指して頑張ろうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!!

それでは、みなさま良いお年を(^ - ^)ノ☆


2013年12月23日月曜日

イルミネーションの撮影会!!

(。・ω・)ノ いつもニコニコのらくらく写真教室です☆

本当にニコニコ。

そして気がついたらニコニコのまま年の暮れとなってまいりました。

12月の撮影会はイルミネーション撮影会と題しまして、中之島で今月25日まで開催している「大阪・光の饗宴2013」の撮影のお話です。

ですが(・ω・)b

イルミネーションの点灯は夕方からですので、それまでの時間は「咲くやこの花館」にて植物の撮影をしました。イルミネーションの撮影は寒さとの戦いにもなりますので、体力の温存とウォーミングアップも兼ねております。

植物園の中に入ると室温は冬でも一定の温度を保っており、熱帯の花も綺麗に咲き誇っております。定番のサボテンなども撮影しましたが、撮っているうちに汗をかいてしまうくらいの温かさでした。植物園の撮影というのは微妙に絵になりにくいところもありますが、カメラマンならではの視点で探してみると結構面白い被写体があります。

撮りにくいという弱点を克服するために、先生として被写体になるものの探し方や、魅力ある写真とするための技術的なアドバイスなどをしました。実際に現場で指導していると、じつは見逃しているものが多いことに気づいてくれたのではないかと思います。

植物園をあとにした一行は「ふうふや」という、うどん屋さんでお食事会を楽しみました。こちらのお店はJazzが流れていて落ち着きのある雰囲気です。しかしながら価格はリーズナブルで非常に美味しいうどん屋さん。もし和歌山にあれば行きつけのお店にしたいくらいです。

食後はそのままイルミネーションの撮り方講座(笑)をしまして、後半の撮影会となります。

貸切バスで中之島まで移動し、待ちに待った夜景の撮影!

大勢の人で賑わうなか、光の饗宴にレンズを向けて歩き出しました。ここでは光というものを作品とするために明るさのコントロールと雰囲気のある写真づくりを指導。光が「ふわっと」丸くなるように撮る方法や幻想的で華やかに表現する手法のレッスンです。

生徒さんたちも寒さも忘れるようにイルミネーションを一生懸命に撮っておりました。
ファインダー越しにどんな景色を見つめて撮っていたのか、年明け1月の講評会にて拝見できることを今から楽しみにしております。

今年最後の撮影会も無事に終えることができまして、胸を撫で下ろすと同時に、みんな本当によく頑張ったと思いました。また来年も楽しい撮影会を企画していきたいと思います。

次回のお話は番外編「らくらく忘年会2013」となります!!


2013年12月10日火曜日

12月の講評会

(。・ω・)ハいつもニコニコのらくらく写真教室です。

秋は撮影旅行と滋賀県の紅葉撮影など、各地でフォトレッスンをいたしました。
ということで生徒の皆さんも一生懸命頑張って撮影した作品が盛りだくさんです。

そして、それらを講評させていただいたところ、生徒さんから大変良い質問がありました。
被写体というものをどう見て、どう表現すると自分にとって満足できる作品となるのか。

例えば被写体が山だったとして、そのきれいな山をそのまま撮影しただけでは山に撮らされているだけの写真になってしまわないのか。

ごもっともだと思います(・ω・)

昔のフィルム時代なら、山一つをきれいに撮影するにも、明るさやピントをきちんと設定できる技術が必要でした。しかし、高性能化が進むデジタルカメラはカメラマンの技術の大部分をサポートしてくれるのがもはや常識となっております。

ここで重要になってくるのは、人間が写真作品として豊かな美しさを表現するために、見る側に何か気にさせるような「視点づくり」が重要となります。安易に想像できるコンサバティブな被写体の見せ方ではなく、私だけが見た捉え方であったり、この被写体は視点によってこうも見えるんだよと言うような表現力が求められるのです。しかし、ここをプロ並みに磨くには普通は数年ほどの時間がかかります。たくさん失敗したり、先生や他の生徒さんの作品を見て研究しながらセンスを養う必要があります。

厳密に言うと他にももっと極意がありますけれど、ここでは割合しまして。

一に発見、二に表現、三に技術を駆使する。

当たり前のようですが、このシンプルな三つの考え方を確実に続けることは大事です。

しかしながら、読むのと実践とは全然異なりますので、らくらく写真教室では写真家の西山先生がどんな現場でもアドバイスとアイデアで指導させていただきます(>ω<)g"☆

それでは、長々となりましたが数点の写真を講評します。


武田 言行
出雲大社にある目もくらみそうな大きさの国旗。このスケール感漂う旗をあえてマクロで見たようなアングルで撮影しています。作者がこの被写体をいろんな角度から見て歩き、他にはない美しさを見つけて手中にした素晴らしい作品です。実際の写真では青空やディティールから空気感をも感じさせる存在感があります。


三好 妙子
滋賀県の撮影会で撮られた紅葉の作品。橙と赤のまじる紅葉を静止させるのではなく、風にあおられて流れた姿として表現しています。とくに手持ち撮影のようでしたので、この場合は優れた技術が必要となる難しい撮影方法ですが、時にこういった逆転の発想というヒラメキで勝負する姿勢は感心します。写真ならではの楽しみ方ですね。