2013年4月3日水曜日

4月の講評会

和歌山では暖かい日が続くようになりました。

車でチラホラ走っていると、今年は早咲きのためか桜も既にピークを過ぎている姿を見かけます。

そして、春ということで、4月を迎えたらくらく写真教室に新しい仲間も加わり、益々元気なお教室となってきました!!

ちなみに、らくらく写真教室は仲間同士のまとまり感や教育面の品質を重視するために定員制としておりますが、あと2~3名の空きがありますので、旅を楽しみながら趣味の写真を気軽に学んでみたいという方はどしどしお問合せくださいm(_ _)m

☆カメラの機種も問いませんので肩肘張らずにお楽しみいただけると思います☆

それでは、講評会のお写真をご紹介いたします。
3月に「いなべ市梅林公園」にて撮影されたお写真です。


小川久味
二つの梅の花に重点をおいて撮影された作品には、あえて枝を隔てて咲いている花の距離感を感じさせるものとなっています。
この間合いを大切にすることで撮影者の静かな気持を表現できていると思いますので、さらにストーリー性が見えるようにどんどん積み重ねていけばもう一段の発展が期待できそうです。


松浦智恵子
縦撮りで写真上部の梅から奥まで続く花のグラデーションを包み込むようにフレーミングしています。写真下部のカップルも良いアクセントとなっており、とても完成度の高い構図だと思いました。素晴らしいです。
撮影現場では多くの被写体の中で、どうシンプルにまとめていけるかが一つのポイントとなってきますので、このまま磨きをかけるとよいでしょう。


前田春美
紅白に交わった梅の花を大胆に切り取って撮影されています。無駄を極力排除した視点は芸術的で見る者を魅了するような気がします。じつは、この作品よりも、もっとすごい作品を撮られておりましたので今後が楽しみです。
もちろん講評会では受講生全体で「上手だなぁ」と感心しながら拝見できたことで、他のみんなにもよい刺激を与えてくれたと思いました。


小崎真紀子
今回がはじめての写真作品となります。今はカメラの基礎を学びながら少しずつ勉強中のお嬢さんなのですが、吸収力とセンスはなかなかのもの。失敗という経験を積み重ねていけば撮りたいものがちょっとずつ見えてくると思います。
作品も初めてにしては十分に上手だと思いますので、背景の梅の花たちが美しさを引き立てているポイントの一つだったりする。というふうに感じてもらえればいいと思います。


4月の講評会では、優れた作品が他にもたくさんありまして(せっかくなので秘密にしておきます)とても有意義な授業となりました。

また写真展に向けての新たなるスタートとなりますが、本当に楽しみです。