2013年6月12日水曜日

月の講評会

いつもニコニコのらくらく写真教室(^-^)r☆

5月の撮影会『ならまち』で撮影された作品の講評会を和歌山ビッグ愛にて行いました。

らくらく写真教室では、月に1度のペースで受講生が撮ってきた様々な写真を教室のみんなで楽しく研究しています。

撮影会のときに、同じ場所で仲間がこんな面白いものを撮っていたんだ。というような、それぞれが見てきた独自の視点を学んで吸収することは写真を学ぶ上でとても大切だと思います。


それでは、受講生が撮影した作品の一部をご覧下さいませ。


武田 言行
『ならまち』は古い建物や新しく改築された建物が混在している不思議なところです。
路地を歩いていると見過ごしてしまいそうな古い民家がまだまだ残っており、趣のある木の模様は『時』を伝える被写体として十分な魅力に満ちています。
武田の作品のように、こんなところにどっしりと目を向けてみると、今しかない一瞬に出会えるような気心を感じます。


三好 妙子
こちらは建物の中にある格子と窓の表面に写り込んだ格子が組み合わさった作品となります。目隠しと装飾を兼ね備えた格子に『写り込み』を上手に組み合わせたアイデアに優れた作品でしょう。ガラス表面の適度なゆがみもポイントです。
目線の高さを少し変化させると表情が一変してしまう中で、構図のバランスもよく、これ1枚でも見応えがあるものに仕上がっています。


奥 きぬゑ
私たちの目は真っ直ぐに前を見つめていることが多いのですが、頭上や足下に視線を向けるとたくさんの面白いものを見つけることができます。
たとえば、ならまちの道端で見つけた木の陰。太陽の光が降り注ぐことで姿を現すこの被写体からも、どこか日本的な景色を連想できるのではないでしょうか。このように面影を伝えられることも写真の面白さですね。歩いてこそ発見できるものだと思います。


今回の講評会でも、あっと驚くような写真がたくさんあって色々な勉強になりました。

そして2014年春の『らくらく写真教室 第8回 写真展』に向けて少しずつペースアップをしていきたいと考えています!!