2011年6月5日日曜日

作品の講評会(5月)

先日に5月の撮影会で撮影した写真の講評会を行いました。

今回は蝶や飛行機の撮影が中心でしたが、それ以外の被写体にも目を配らせているものがありました。それらの中から数点の作品を紹介します。


写真上:大川 圭生
伊丹市昆虫館の入口付近にあるガラスと鏡で囲まれた空間を一歩引いた目線から撮影。オレンジやイエローなどの色鮮やかなミックス光の中を昆虫が飛び交っているように錯覚させるとても不思議な作品です。

写真中:武田 言行
昆虫館の温室で撮影した蝶の写真です。蝶が花の蜜を吸う様子を力強くストレートな表現で作品にしています。また、作者の独特な色彩感覚が作品の世界観をより引き立てていると感じます。


写真下:松浦 智恵子
今年、教室の仲間として加わった松浦さんの作品。教室では他の受講生の写真を丁寧に観察しながら着実に力をつけています。
この作品はシロバナタンポポの小さな種子をマクロレンズで巨視的に表現し、ニコンの105mmマクロレンズの機動性を存分に利用して、的確かつシャープに作品を形成しています。

講評:西山武志